履き下ろす前に、できること。
こんにちは。今回は「履く前の靴の手入れや補強って必要？」というご相談にお応えしながら、世界中の紳士を魅了する高級ブランド「ベルルッティ」の修理事例をご紹介します。
新品の靴だからこそ、履く前に少しの手間をかけてあげることで、驚くほど寿命が変わるのをご存じですか？
実際のご相談（体験談）
「新しくベルルッティの靴を買いました。履く前にした方がいいお手入れってありますか？」
そんなご相談をいただいたお客様。今回は、長く美しく履くための補強とケアをご提案しました。
解決策：ビブラムリフトとクレープソールで補強
高級革靴のソールやヒールは、使い始めの削れやすい時期に補強することで、靴本体へのダメージを抑えられます。
今回は、
- かかと：ビブラムリフト
- 靴底前面：クレープゴム貼り
という構成で、地面との摩擦や滑りに強く、衝撃吸収性にも優れた補強を施しました。
ベルルッティとヴェネチア・レザーの魅力
ベルルッティは1895年創業のフランスの高級紳士靴ブランドで、創業者はイタリア人のアレッサンドロ・ベルルッティ。
- 特徴は「ヴェネチア・レザー」という独自の染色技法による革。
- 職人が手作業で染めることで、深みのある光沢と色合いを実現。
ジェームズ・ボンドやケネディ大統領も愛用していたという逸話がある、まさに紳士の憧れとも言えるブランドです。
人気ランキング：靴の初期補強パーツTOP5
1位：ハーフラバー（つま先補強）
2位：ビブラムリフト（ヒール補強）
3位：つま先スチール（トゥスチール）
4位：クレープゴム（全面補強）
5位：革ソールの滑り止め加工
こんな方におすすめ
- 高級靴を長く美しく履きたい方
- 履き下ろし前の補強をしたい方
- ベルルッティやジョンロブなど革靴愛好家の方
- 革靴に適した靴クリームを探している方
口コミ・レビュー（抜粋）
「買ったばかりの靴だったので、補強して安心しました」
「かかとのビブラムリフトが滑り止めにもなって履きやすくなりました！」
よくあるご質問（補足Q&A）
Q. 履く前に補強するメリットは？
A. 初期の摩耗を防ぎ、革靴本体の寿命を延ばせます。
Q. 自宅でできる日常ケアは？
A. 汚れを落として「靴クリーム」で保湿とツヤ出しをするのが基本です。
まとめ
革靴は買って終わりではありません。履く前の一手間や、定期的なケアで10年20年と付き合える相棒になります。
高級靴ほど手をかけた分、長く美しく使い続けられますよ。
おすすめの靴クリーム紹介
靴磨きのド定番KIWIの缶クリーム！各店舗で販売中です
キウイは、1906年にオーストラリアのメルボルンで設立された靴クリームのブランドです。創業者のウィリアム・ラムゼイは、当時の靴クリームの品質に不満を抱き、高品質の靴クリームを作ろうと考えました。彼は、ワックス、油脂、ロウなどの天然成分をブレンドした靴クリームを開発し、キウイと名付けました。キウイはすぐに人気を博し、現在では世界中で販売されています。
キウイは、革靴の汚れや水分を防ぎ、光沢を与えるために使用されます。また、革靴の柔軟性を保つ効果もあります。キウイの使い方は簡単です。靴の汚れを落とし、乾燥させた後、キウイを塗布します。その後、布で磨くと、光沢のある靴に仕上がります。
キウイには、クリームタイプとワックスタイプの2種類があります。クリームタイプは、革に浸透しやすいのが特徴です。ワックスタイプは、革に保護膜を形成し、汚れや水分を防ぐ効果があります。
キウイは、革靴を長持ちさせるために欠かせないアイテムです。革靴を大切にしている方は、ぜひキウイを使ってみてください。
