こんにちは!
今回は、日本の老舗ブランド「REGAL(リーガル)」のチャッカブーツをオールソール(靴底総取り替え)した修理事例をご紹介します。
「底がすり減ってしまったけど、まだ履きたい」
「革は元気だけど、歩くとガタガタする」
そんなお悩みのある方へ。
靴底の交換で、お気に入りのブーツがまだまだ使えることをご存じですか?
✅ チャッカーブーツとは?

チャッカブーツとは、くるぶし丈のショートブーツの一種。
語源はポロ競技の1試合(7分半)=“チャッカー(Chukker)に由来すると言われています。
主な特徴
- くるぶし丈でシンプルなデザイン
- 鳩目(シューホール)は2〜3対
- スムースレザーやスエードなど様々な素材
- カジュアルにもフォーマルにも使える万能アイテム
中でもリーガルのチャッカブーツは、上質な革としっかりした作りで、日本人の足に合うフィット感と耐久性に定評があります。

✅ 修理前の状態
ご依頼いただいたリーガルのチャッカブーツは、長年の愛用で靴底がすり減り、
- 歩行時に違和感
- グリップが弱く滑りやすい
- ヒール部分に亀裂
といった症状が出ていました。

✅ 今回の修理内容:オールソール交換
アッパー(甲革)部分はしっかりメンテナンスされていたので、
今回は靴底をすべて取り替えるオールソール修理を実施しました。
🔧 修理工程
- 既存ソールの取り外し
- 中底の状態を確認・補強
- 新しいレザーソールを成形・接着
- コバ(側面)の処理と仕上げ
- ソールにワックスと防水加工
仕上がりは見た目にも美しく、履き心地もしっかり改善!

✅ チャッカブーツといえばこのブランド

◾ クラークス
デザートブーツの名作で知られるクラークス。クレープソールが柔らかく、カジュアルシーンで活躍。
◾ ドクターマーチン
英国発のブランド。耐久性に優れ、若者を中心に人気。チャッカタイプも密かに人気です。
◾ リーガル(REGAL)
日本の誇る老舗ブランド。ビジネス・カジュアル両対応のラインナップで、国内修理対応もしやすいのが魅力!
✅ 修理費用と納期
修理内容 | 費用(税込) | 納期目安 |
---|---|---|
オールソール交換(レザー) | ¥14,300〜 | 約14日~21日間 |
※ラバーソールやビブラムソール使用時は別料金となります。詳細は店舗まで。

✅ 靴を10年以上履くためのコツ

- 定期的なブラッシングでホコリを落とす
- 雨の日は防水スプレー+帰宅後の乾拭き
- 履いた翌日は休ませる(革の回復時間)
- 定期的にクリームで保湿&栄養補給
これだけで、革がひび割れず、ソールも偏摩耗しづらくなります!
✅ まとめ
リーガルのチャッカブーツは、デザインも履き心地も一級品。
ちょっとしたメンテナンスと、必要に応じたソール交換で10年以上使える一足になります。
「もう履けないかな?」とあきらめる前に、
ぜひミスタークイックマンにご相談ください!
職人の手で、また気持ちよく履ける一足に蘇らせます。