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【リーガル】チャッカーブーツをオールソール修理|愛用の一足を10年履くメンテナンス術

こんにちは!
今回は、日本の老舗ブランド「REGAL(リーガル)」のチャッカブーツをオールソール(靴底総取り替え)した修理事例をご紹介します。

「底がすり減ってしまったけど、まだ履きたい」
「革は元気だけど、歩くとガタガタする」

そんなお悩みのある方へ。
靴底の交換で、お気に入りのブーツがまだまだ使えることをご存じですか?

目次

✅ チャッカーブーツとは?

チャッカブーツとは、くるぶし丈のショートブーツの一種。
語源はポロ競技の1試合(7分半)=“チャッカー(Chukker)に由来すると言われています。

主な特徴

  • くるぶし丈でシンプルなデザイン
  • 鳩目(シューホール)は2〜3対
  • スムースレザーやスエードなど様々な素材
  • カジュアルにもフォーマルにも使える万能アイテム

中でもリーガルのチャッカブーツは、上質な革としっかりした作りで、日本人の足に合うフィット感と耐久性に定評があります。

✅ 修理前の状態

ご依頼いただいたリーガルのチャッカブーツは、長年の愛用で靴底がすり減り、

  • 歩行時に違和感
  • グリップが弱く滑りやすい
  • ヒール部分に亀裂

といった症状が出ていました。

20180913オールソール3

✅ 今回の修理内容:オールソール交換

アッパー(甲革)部分はしっかりメンテナンスされていたので、
今回は靴底をすべて取り替えるオールソール修理を実施しました。

🔧 修理工程

  1. 既存ソールの取り外し
  2. 中底の状態を確認・補強
  3. 新しいレザーソールを成形・接着
  4. コバ(側面)の処理と仕上げ
  5. ソールにワックスと防水加工

仕上がりは見た目にも美しく、履き心地もしっかり改善!

20180913オールソール4

✅ チャッカブーツといえばこのブランド

◾ クラークス

デザートブーツの名作で知られるクラークス。クレープソールが柔らかく、カジュアルシーンで活躍。

◾ ドクターマーチン

英国発のブランド。耐久性に優れ、若者を中心に人気。チャッカタイプも密かに人気です。

◾ リーガル(REGAL)

日本の誇る老舗ブランド。ビジネス・カジュアル両対応のラインナップで、国内修理対応もしやすいのが魅力!

✅ 修理費用と納期

修理内容費用(税込)納期目安
オールソール交換(レザー)¥14,300〜約14日~21日間

※ラバーソールやビブラムソール使用時は別料金となります。詳細は店舗まで。

20180913オールソール5

✅ 靴を10年以上履くためのコツ

  1. 定期的なブラッシングでホコリを落とす
  2. 雨の日は防水スプレー+帰宅後の乾拭き
  3. 履いた翌日は休ませる(革の回復時間)
  4. 定期的にクリームで保湿&栄養補給

これだけで、革がひび割れず、ソールも偏摩耗しづらくなります!


✅ まとめ

リーガルのチャッカブーツは、デザインも履き心地も一級品。
ちょっとしたメンテナンスと、必要に応じたソール交換で10年以上使える一足になります。

「もう履けないかな?」とあきらめる前に、
ぜひミスタークイックマンにご相談ください!
職人の手で、また気持ちよく履ける一足に蘇らせます。

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この記事を書いた人

靴と鞄の修理一筋30年超のベテラン職人。
「愛着のあるモノは大切にしたい」
皆様のお手伝いが出来れば幸いです。

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