【ワークブーツ修理例】レッドウイング・アイリッシュセッターをオールソール交換|ビブラム4014で蘇る名作ブーツ 

靴の修理について

こんにちは、ミスタークイックマンです!

本日は、アメリカを代表するワークブーツブランド【RED WING(レッドウイング)】の名作「アイリッシュセッター」のオールソール交換事例をご紹介します。

■ RED WING(レッドウイング)とは?

レッドウイングは、1905年にアメリカ・ミネソタ州レッドウイング市で創業された老舗ブーツブランドです。創業者はチャールズ・ベックマン氏。

「頑丈で長持ち」「一生モノのブーツ」と言われるほど耐久性に優れ、ワークスタイルやアメカジスタイルの定番アイテムとして、世界中のファンから支持されています。

代表モデルには、

  • アイリッシュセッター
  • ベックマン
  • アイアンレンジャー

アメリカ製にこだわった高品質な作りで、特にワーカーやアウトドア愛好家には根強い人気があります。

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■ 本日のご依頼:アイリッシュセッターのソール交換

今回お預かりしたのは、レッドウイングの「アイリッシュセッター」

履き込まれてしっかり馴染んだ、味のある一足です。
ブーツ好きの中には、春夏もガンガン履く“通年派”もいますが、多くの方は「秋冬に活躍させたい」という季節派ではないでしょうか。

「そろそろソールが減ってきたな」と思ったら、次のシーズンに向けてオールソール交換で準備しておくのがおすすめです。

■ 使用ソール:Vibram 4014 ホワイトソール

今回使用したのは「Vibram(ビブラム)」社製の4014ソール
いわゆる“ホワイトソール”と呼ばれる軽量かつ柔らかい素材で、レッドウイングの純正ソールとしても多く採用されています。

🔧 Vibram4014の特徴:

  • 履き心地が柔らかくクッション性が高い
  • グリップ力も◎
  • 見た目もカジュアルで軽快

さらに、白だけでなく「黒」もあり、気分を変えたい時やコーディネートに合わせたい方にもぴったり。

■ オールソール交換のビフォーアフター

【ビフォー】
ソールが削れ、グリップ力や見た目に劣化が…。特にカカトの減りが気になる状態でした。
【アフター】
新品同様のホワイトソールに生まれ変わり、全体の印象も見違えるように。しっかりとコバも整え、丁寧に仕上げました。

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■ こんな時がオールソールのサイン!

  • ソールがすり減ってグリップが弱くなってきた
  • 歩くとグニャッとした感覚がある
  • アウトソールにヒビ割れが出てきた
  • 靴底がすり減って革本体まで影響しそう

このようなサインが出てきたら、ぜひお早めに修理をご相談ください。

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■ プラスαでクリーニングもおすすめ!

オールソールと同時に、革のクリーニングや栄養補給を行えば、より快適に・美しく・長持ちします。

  • 汚れを落とす
  • 栄養を入れてひび割れ予防
  • 防水ケアで雨にも強く

お気に入りのブーツを、次のシーズンも“主力選手”として履き続けるなら、このひと手間が重要です。


■ 修理納期と費用の目安

  • 納期:通常 約1週間〜14日
  • 価格:ビブラム4014交換で 10,000円〜(税別)

※状態やご希望の仕様によって変わる場合がありますので、詳細はお見積りいたします。


■ まとめ

レッドウイングのブーツは、きちんと手入れすれば10年、20年と長く履ける名品です。
「そろそろソールが…」と感じたら、ぜひプロの修理でリフレッシュしてみませんか?

お気に入りの一足を、これからも大切に。




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