【修理事例】PORTERショルダーバッグのモモ革交換|負荷が集中する部分を強化修理!

鞄の修理について

こんにちは、ミスタークイックマンです。

今回は、人気のバッグブランド「PORTER(ポーター)」のショルダーバッグにおけるモモ革(肩当てパーツ)の修理事例をご紹介します。

「ショルダーベルトの革がちぎれた…」
「使いすぎて革がヘタってしまった…」

そんなお悩みに、見た目も機能もアップさせる補強修理で対応した内容です。porte (1)

🎒 修理対象バッグの特徴

ご依頼品は、PORTER製の2WAYショルダーバッグ。
シリーズ名は判明しませんでしたが、以下のような仕様でした:

  • 全体はナイロンキャンバス地
  • ハンドル・ショルダーパーツにレザーを使用
  • 手提げ+ショルダーの2WAYタイプ

3WAYと呼ばれるタイプでは「リュック仕様」も追加されますが、今回は肩掛け中心で使われる2WAY設計のバッグです。

🛠 修理内容:モモ革(肩当て部)交換

モモ革とは?

ショルダーベルトの中央に配置され、肩に当たる部分をカバーするパーツ。
一般的に「パッド付きレザーカバー」「ショルダーパッド」とも呼ばれます。

この部位は荷重が集中するため、裂けやすい箇所でもあります。

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修理前の状態

  • 革がちぎれており、内部のナイロンテープも断裂
  • パッド部分が肩で安定せず、ズレやすい状態
  • 加重に耐えられず今後の使用が危険

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修理の工程

  1. モモ革とナイロンテープの取り外し

    • 元の形状・厚みに合わせて型取り

  2. 新しい革の裁断

    • 質感と厚みの近いレザーを選定

  3. 内部補強テープを高耐久ナイロンで強化

    • 元より太く丈夫な素材を採用

  4. ミシン縫製と中空ビスでしっかり固定

    • 実用強度を高めつつ、見た目の違和感も抑えます

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✅ お客様の声

「肩に当たる部分がしっかりして、使いやすくなった!」
「PORTERらしい機能性が戻ってきて嬉しいです」

長年愛用しているバッグだからこそ、使い続けられることが何よりの満足です。


👑 PORTERバッグ 人気シリーズランキング(修理依頼数ベース)

PORTERの中でも特に修理依頼の多いシリーズをランキング形式でご紹介します!

ランキング シリーズ名 特徴
1位 TANKER(タンカー) ミリタリー風。ナイロン×軽量×大容量
2位 HEAT(ヒート) バリスティックナイロンのタフ仕様
3位 SMOKY(スモーキー) ブラックデニム素材で男女問わず人気
4位 FREE STYLE レザー調の軽量素材でカジュアル向け
5位 UNION(ユニオン) 工具・仕事道具が入るワーク仕様

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よくある質問(FAQ)

Q. 純正部品がなくても修理できますか?
A. はい、形状と機能に合わせた代替パーツを製作・補強して仕上げます。
Q. 修理後の強度はどの程度?
A. 元よりも強いナイロン補強を使用しており、耐久性は純正品以上になる場合もあります。

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⚠️ 修理が難しいケース

  • 本体生地が劣化・硬化している
  • モモ革だけでなくベルト本体ごと破断している

ただし、実物を見て判断できる場合もあるため、お気軽にご相談ください。

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💰 修理費用・納期の目安

修理内容 費用(税込) 納期
モモ革 ¥3,300〜\4,400 約10〜14日間

※サイズや構造により変動します。事前見積もりは無料です。porte (11)

🎒 まとめ

PORTERのバッグは、使い込むほど愛着が湧いてくる逸品。
その中でもショルダーベルトの革部分(モモ革)は消耗しやすい要注意ポイントです。

今回のように、元の使い心地やデザインを損なわずに強度を上げた補修ができれば、
「まだまだ使いたい」という想いにきちんと応えることができます。

長年使ってきたお気に入りバッグを、もう一度蘇らせてみませんか?
ご相談だけでも大歓迎です!




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