【吉田カバンPORTER】3WAYバッグのスライダー交換修理|YKK製スライダーで完全復元!

鞄の修理について

こんにちは!
今回は、人気ブランド「吉田カバンPORTER(ポーター)」の中でも定番シリーズ「TANKER(タンカー)」の3WAYバッグの修理事例をご紹介します。

「お気に入りのバッグのファスナーが壊れてしまった…」
そんな時でも大丈夫。スライダー(引手)だけの交換で修理できるケースは意外と多いんです。

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PORTER/TANKERの3WAYバッグとは?

吉田カバンのPORTERシリーズ「TANKER(タンカー)」は、1983年の発売以来、変わらぬ人気を誇るロングセラー。
ナイロンの軽さ・柔らかさ・丈夫さが特徴で、使うほどに愛着が湧いてきます。

中でも今回修理をお受けしたのは、手提げ・ショルダー・リュックと3通りの持ち方ができる便利な3WAYタイプ。
仕事・通学・旅行と、幅広いシーンで活躍してくれる優秀なバッグです。

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今回のご相談内容:スライダーが取れた!

ご相談いただいたのは、ファスナーの開閉部分(引手=スライダー)が壊れてしまったという内容。
ファスナー本体は無事でしたが、「つまむ部分が取れて動かせない」という状態でした。

スライダーとは?ファスナーの構造解説

ファスナーには主に以下のパーツがあります:

  • スライダー(引手):左右の務歯(ムシ)をかみ合わせたり、開いたりする可動部分
  • 務歯(むし):ファスナーのレール状の部分
  • エレメントとも呼ばれる
  • テープ:ファスナーの土台となる布部分

今回壊れていたのは、「スライダー」のみ。
つまり、ファスナー全体を取り替える必要はなく、引手の交換だけでOKなケースでした。

修理の流れと難しさ

今回は、元と同じYKK社製・8号サイズの金属ファスナー用スライダーを使用して交換。

✅ 修理工程

  1. 破損したスライダーを反対側から取り外す

  2. 新しいスライダーを挿入

  3. ファスナーが正しく噛み合うか動作確認

  4. ストッパーを再設置し、開閉できるように戻す

簡単そうに見えますが、8号スライダー以上のサイズになると意外と装着が大変なんです。
しっかりはまらせるためには指先の力と経験が必要
滑りやすいナイロン地だと余計にコツがいります。

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修理後の状態とアドバイス

修理後は、元通りスムーズに開閉できる状態に!
見た目も違和感なく、まるで修理していないかのような自然な仕上がりです。

🛠 修理情報まとめ

内容 詳細
修理内容 スライダー交換(YKK 8号)
修理箇所 ファスナー引手(片側)
修理費用 約2,200円〜(税込)
納期 約7日程度

✅ ワンポイント

「スライダーが取れた=全部取り替え?」と思っている方も多いですが、
スライダー交換だけで直るケースは少なくありません。

また、PORTERは長く使える丈夫なカバンだからこそ、
ちょっとした修理でより永く愛用できるのが魅力です。

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まとめ|吉田カバンの修理もお任せください

PORTER(ポーター)TANKERの3WAYバッグは、日常使いに欠かせない便利な相棒。
ファスナーのスライダーが壊れても、しっかり修理してまた使い続けることができます。

「こんな症状でも直せるの?」という疑問があれば、
ぜひお気軽に当店「ミスタークイックマン」にご相談ください。
吉田カバンや高級ブランドバッグの修理実績も多数ございます!


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