こんにちは!
今回は、吉田カバンの人気ブランド「PORTER(ポーター)」のリュックに施したファスナースライダー交換修理の事例をご紹介します。
◆ PORTERのリュックは長く使える名品
「PORTER」といえば、国産バッグブランドの代表格。シンプルながらも機能的、そしてどんなシーンにもマッチするデザインで、学生から社会人まで幅広い世代に支持されています。
特にリュックタイプは、通勤や通学、旅行など、日常で大活躍。
ただ、毎日使っていると少しずつ消耗していくパーツが出てきますよね。その代表的なトラブルがファスナーの不具合です。
◆ スライダー(引き手)だけが壊れた!交換できる?
今回お預かりしたのは、長年使い込まれたPORTERのナイロン製リュック。見た目はまだまだキレイなのに、「スライダーの引手が取れて使えない」とご相談いただきました。
確認すると、スライダー(ファスナーの金具部分)だけが劣化・変形していました。
このような場合、スライダーのみを交換することで、また快適に使用できるようになります。
◆ 修理工程のご紹介
当店では、以下のような手順で修理を行いました:
◆ ファスナー全交換じゃなくていいの?
「ファスナーが壊れた=全部取り替え」だと思われがちですが、実際はスライダーだけ交換でOKなケースが非常に多いです。
それにより、修理費用もおさえられ、お財布にもやさしいのが嬉しいポイント。
◆ 修理のビフォーアフター
修理前は、引手がないので開け閉めが出来ない状態。荷物がこぼれたり、防犯面でも心配な状態でした。
修理後は、スムーズに開閉できる状態に回復。リュックのデザインもそのままに、安心して使えるようになりました!
◆ PORTERリュックは「使い捨て」ではありません
PORTERのバッグは丈夫な素材と確かな縫製で作られているため、きちんとメンテナンスすれば10年以上使うことも可能です。
特に、ファスナーやスライダーのような「消耗パーツ」は、交換修理ができる部位。
「ちょっと壊れたから捨てる」のではなく、「直して使う」。
それがモノを大切にする、これからの時代にぴったりのスタイルだと思います。
◆ 修理をお考えの方へ
そんな方も、ぜひ一度当店にご相談ください。
当店は、PORTERをはじめとする多数のブランドバッグの修理実績があります。
ファスナー・金具・持ち手・ベルト・内装・ほつれ補修など、幅広く対応可能です。
◆ 最後に:バッグにも”定期点検”を
使い続けていると気づきにくいバッグの劣化。ファスナーや持ち手など、パーツの状態を定期的にチェックすることで、突然のトラブルも防げます。
「ちょっと壊れた」「違和感がある」そう思った時が修理のベストタイミングです!
あなたの大切なバッグ、ぜひ一度見せてください。
お直しのプロが、しっかり拝見させていただきます。